ありのままの自分で

Cubaseでオリジナル曲を制作する、定時の仕事を持つ妻と三匹の怪獣達との万華鏡。

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トウモロコシ畑で旧き良き時代を顧みる


トウモロコシ畑の写真をアップしたくて記事を考えた

写真を眺めながら妄想とは若返りの秘訣
文才なく恥ずかしいのだが、折角書いたものを捨てるほど
私はモノを大切にしないわけではない

という前置きから始まり始まりぃ~
・・・紙芝居かよぉ

130711a.jpg 

トウモロコシ畑があった

僕らはどちらからともなくここに足が向き
その整列の中央で足を留め
この場所で息を殺して向かい合った

彼女の鼻の頭の上に出来た大きな汗の粒
きっと僕はそれ以上のはず

逃げているわけではなく
準備なら出来ていると思っていた

いつになく近くに見る彼女はどこか大人で
少年の戸惑いってやつが最後の一歩を踏み出せずにいた

これほどまでの窮屈な思いは経験がなく
だからどうなんだという自問の声が通り過ぎた

川向こうの木に覆われた寺から届いていた蝉の声が止み
いつの間にかキーンという耳鳴りのような音が聞こえる


暖かくて柔らかい感触
そして少ししょっぱかったのは多分僕のせい
シャボンのような香りに洗われた気分で
押し当てた唇をひくのも忘れ
ハッと気付いてから離れた


少し視線を落としていた彼女
「きっと上手だと思うよ」
最初に口を開いた

その笑顔は恥じらいとかそういうものではなく
安らかで許された境界線を僕に教えてくれた

「やっぱり夏、あんなに青い」
彼女の視線を追うように見上げると
穂先の空に接した場所だけが風に揺れていて
ざわめいた平行線の仕切りの中にその青空は居た
本当に真っ青だ

何か言おうとして
「トウモロコシって、髭の数だけ粒がはいっているらしいよ」
何故か大馬鹿野郎の僕は
脈絡のない話をしてしまい後悔した

その後悔から逃げるように歩き出す僕
・・後悔の汗は味が濃い・・
また馬鹿げたことを思い出していた


ふと右手に触れる手
後ろから着いてくる彼女の手
・・手を引いてよ・・
僕にはそう伝わった

畑を出ると一気に夏草の匂いがたち
激しく鳴き続ける蝉の声も帰ってきた





昭和だの、大正だの、そういう話
コメントの中でしたせいかなぁ~
一気に気分だけは文学になってしまった

トウモロコシ畑のシチュエーション
どこかで記憶があるんだけど、、過去の妄想か?
「ライ麦畑でつかまえて」でもないし、、

「うぅ~ん、わかんなぁい
ローラ口調で言っても
オジサンには似合わないってばぁ~ってか
 
申し訳ない

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テーマ:ショート・ストーリー - ジャンル:小説・文学

*** COMMENT ***

NO TITLE

おはようございます!

結局、空想?実話?

「ライ麦畑でつかまえて」と聞くとGuns n' Rosesの「Catcher in the Rye」を思い出します。
その名のとおり「ライ麦畑でつかまえて」という曲です(笑)

cowboyさんへ

「実は、、、」ってオチを誘っていません?

妻帯者のそういった実話は2つの道を選択される
妻が仙人となる日を待つか、さもなくば棺桶まで持ってゆくかである
・・・・by Rossy

大丈夫、「妄想」と2度書かれてますが「実話」とは書かれていない。
・・・・私のブログ、妻はときどき覗いているんですよぉね!

その曲、久しぶりに聞いてみたら、なんだかその手のものも書きたくなります。
・・・・少しづつだけど調子が上がってきたのかもしれません。

cowboyさん級の作品になるかは疑問ですけどね!
新作、良かったですよぉ!

NO TITLE

ロッシーさん、わたしには「読書」という習慣がなくて、文章をすーっとぐんぐん読んでいくのが、苦手です。
だから、村上春樹さんの小説とか、全体のストーリーを楽しむというより、
そこ、そこにある、ほんの局所的な1行、2行で、その表現にどっぷり身を浸して、無限に広がってゆく妄想と遊ぶのが好きです。
つまり。。
ロッシーさんの書く文章にも、そんな魅力を感じたのです。


 穂先の空に接した場所だけが風に揺れていて
 ざわめいた平行線の仕切りの中にその青空は居た

この2行を、何度も繰り返しながら
そこにある情景と、感覚、風と、「きみ」と「ぼく」の鼓動を 心に描いてみるその旅だけで。。

日本酒3杯いけます。。
(結局酒豪のはなし。笑)


またショートストーリー、書いてくださいっ!
このサイズ、すきです^^♪

*まりこうた*

まりこうたさんへ

私の書き出しの2行をしっかり掴んでくれてありがとう。
そこから始まるストーリーだったんですよね。

長編小説は読んできた期間はあるものの、基本的には短編小説が好き。
ルール的に起承転結を必要とするのが小説ですよね。
ショートストーリーはそれを要しないところが魅力だと思うんです。
昔から散文好きな私のスタイルは、この歳になっても変わりませんね。
言葉を選んでぎりぎりまで削るような作業は好きです。

まりこうたさんの、観察するようにひとつづつの事象を大切にする感触、
少なからず影響されていますよ。どこの部分かは言わないけど、、。(笑)

気に入って頂き、私も今夜のお酒が旨くなること間違いなし!(笑)

NO TITLE

ざわわ ざわわ ざわわ・・・

「トウモロコシ畑」写真を見た瞬間に「サトウキビ畑」の歌が流れてきました(笑)

手に取るように情景が浮かんでくるストーリー・・・
ノスタルジー、そんな言葉がピッタリで、どこか懐かしさを感じます。

やっぱロッシーはロマンチストなんだなぁって改めて思いました。

イヒッ・・・

ちゃらこさんへ

げっ、森山良子の歌ですね。初めて本物YouTubeでききました。
というか、「河は、河は、河は、、」って頭だけ嘘覚えてしまってる歌ですぅ~(汗)

この歌を聞いていたら、戦時中の「アメちゃんの飛行機が襲ってきたら、
トウキビやモロコシのような高いものに身を隠せ!」って話を思い出します。
見当たらない時は、溝に、、、、。

案外、このシチュエーションの出どころはその辺りかもしれませんね。
平和の中での畑がやっぱいいですよねぇ~。人目をはばかりながら、、。

rossyは「老manチスト」なんて言ったら承知しねぇぞぉ~!(爆)
最後の「イヒッ・・・」に読み替えの意図が見えてる。
may、冗談だよぉ~!

追伸:先ほど、may用の歌の基礎が出来ましたよ!歌詞がのったらdemoを
送りますね。

NO TITLE

抜けるような青い空にトウモロコシはナンテ似合うんだろう~と
ちょっとくすんでた気持ちが透き通るようにすっきりしました!

ある夏のストーリー素敵ですね♪

chopianaさんへ

カナダはバンクーバーでの生活、日本は今時期、シンガポール並みの
気温で、バッタバッタと熱中症を出していますよ!
今日、中学校のPTAで製氷機の導入について話したくらいです。

この写真は、未知ではなく、周知の世界が広がっているのではないでしょうか?
私もあなたと同じくframeの世界に未知を感じるものです。
実際に、「車窓から」ではなく、「家窓から」というホムペを本気で立ち上げよう
と考えた者ですから、、、。
その意味で、穂先のざわめいた平行線というframe、そこにあるもの、、。
私はやはり心ときめくのです。

バンクーバーは地形を見るだけでもワクワクするところですよね。
stayというスタンスで行ってみたいところです。

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