ありのままの自分で

Cubaseでオリジナル曲を制作する、定時の仕事を持つ妻と三匹の怪獣達との万華鏡。

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秋の日はつるべ落とし


この歳になると母も高齢になっている
今年で80歳を迎えた

私は実家を出た身である
痴呆が入り始めた母を看るのは弟だ

何度となく何度となく丁寧に説明しようが
母は頼りなく忘れてゆく

焦がした鍋の数
凍らせて分離してしまったマヨネーズ
孫の歳や名も危うくなっている

兄弟の中で面倒見が一番良いのは彼だ
それでも鬼のような言葉を吐き出す場面も多くなった
疲れてきているのだ

提案した
時々は私が我が家に連れて行くこと
24時間体制の心の開放
休養が必要だと思う


連れて帰る道で母が言った
「飛行機雲」

暮れかかる空に浮かぶ雲は
既に夏の気配を終え秋になっていた

遠くなる雲の居場所を
母の心に例えるには悲しすぎる

秋の日はつるべ落とし
彼岸花の色を無情の速度で奪ってゆく

奪わないでと願っても、、

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